2014年1月12日日曜日

最終列車と一番列車〜静寂のワンド

最終列車が走り抜けていくのをワンドから眺めて。
こんな夜更けでも赤川仮橋に自転車の往来があったころが懐かしくて。
5086レ/EF65



更けゆく夜。頭上には月が輝きそのやわらかな明かりが夜露に濡れた葉を光らせていました。
最終列車が出発した後、遅れている4075レが青森目指し赤川鉄橋を渡ります。

臨時の8075レのスジで来るかな?と5086レ通過後0時頃を目処に待つ事にしました。
ドッドゴドッドゴと聴こえ始める重たいジョイント音。高殿〜都島あたりの架道橋通過だろうか、この音は間違いないとスタンバイしていると踏切が鳴り始めました。
遅4075レ/EF510


お月様は午前3時半には沈み、夜明け前の暗闇は更に暗くなりました。
街の灯りも消え、冬の夜の静寂とはこのことかと、耳鳴りのようなしーんという音が聞こえるだけ。
歩みを進めるとジャリッジャリッと霜柱を踏む音がします。冷え込む朝の予感。

4時台の東海道線をゆく貨物列車の音がいつもと同じ時間でほっとして、今朝も定時運行でありますようにと心の中で願う。

静かなワンドに亀岡街道踏切の乾いた鐘の音。一番列車が鉄橋を渡り今日一日の始まりです。
1067レ/EF66

4 件のコメント:

  1. へぇ~~こんな時期やのに風も吹かず、そんな見事な水鏡を拝めるんですね(*^^)v

    しっかし、このクソ寒いのにホンマにア〇ですなぁ(((o(*゚▽゚*)o)))

    返信削除
    返信
    1. 日没後から風が穏やかになりました。
      静かな夜の美しい風景に寒さ等忘れて……

      削除
  2. 3枚目の写真、折ってピッタリ合うぐらいの素晴らしさですわ。

    返信削除
    返信
    1. 赤川ワンド群の中でも美しい風景が見られる場所の一つだと思います。

      削除