あの台風の増水から数日。満月輝く穏やかな中秋の夕べ。
淀川橋梁を渡る貨物列車。夜のいつもの風景。
別のアングルで構えていたけど、この日の最終列車54レは結局同じ場所で。
風が凪いで静かな水面が「透き通る」ような鏡に。
実は(この時)まだ、日中の様子は写真をみせてもらったのみでした。
奥のワンドや鉄橋直下まで行こうと足を踏み入れましたが、草などがなぎ倒され、進めませんでした。
葦などが多い茂っていたはずのワンド。この季節とは思えない程の見通しの良さにぞっとしました。
流れ着いた沢山の枝、流出した土砂。夜がそれらを隠しています。
輝く満月の明かりが、やわらかに降り注ぐだけ。
濁流を経験した川に残された多くの傷跡を翌朝、目にする事になります。
宇治川も危険と聞いていたので、その影響がモロに出たようですね。
返信削除淀川も川幅一杯の濁流になってしまったのですね。
しかし、画は信じられないぐらい静かな水面に、見事な水鏡ですね。
福知山、嵐山は大変な水害に見舞われました。
削除その宇治川と桂川を上流にもつ淀川ですからね。
堤防では秋の虫が大合奏。ひっそりと静まりかえったワンドでした。